2011年12月23日

「孔子の教え」と「エル・ブリの秘密」

 学生の時以来かな、映画を連荘で見ること。
過眠が続いているので、今日は、16:10の回の「孔子の教え」を見に行きました。
シネスイッチ銀座へ。ここも学生の時以来かなぁ、来たの。
「孔子の教え」で孔子をやっているのはチョウ・ユンファ。
中国人俳優にとっては最も畏れ多い挑戦ともいえる孔子の役を香港人が隆々と
演じています。監督は、中国第五世代の女性監督・フー・メイ。
孔子の思想は封建的だとして、中共になってから敵視され、文革期には撲滅
活動にまで至ってしまっていたのです。
そして忘れ去られていたのが、'06年に論語ブームというか、孔子ブームが
始まったとのことです。
この映画は'09年の映画です。中国で孔子の映画が作られたのはこれが初めてとのこと。

中国語教育機関(中華教育機関ではあるけど儒教教育機関ではない)の「孔子
学院」が設立されたのは'04年で世界中に400校近くあるそうです。「孔子平和
賞」なんてのも作りだそうとしてますね。

映画は、孔子が五十代で、魯の国の大司寇、国相代理になった頃から亡くなる
までの期間を描いています。
論語の言葉は幾つも知っているけど、孔子のことは殆ど知らなかったです。
魯の国の置かれている立場が微妙で軍事的にも、孔子は才能を大いに発揮
していたのですね。
映画では、大戦争シーンが「レッドクリフ」を手掛けた集団のよって、
見事に描かれています。
勿論孔子が諸国を廻って教えを説いていた場面も映画の半分位を占めていました。
とても感動的で、見ごたえのある良い映画でした。

映画を観終わって、外に出ると当然ですが暗くなっています。
でも、多くの人が同じ映画館の地階へと向かっています。
そう、もう一つの作品「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」
をやっていて、開演時間が丁度ぴったり。
気にはなっていた映画なので、これも観ることに。
この映画は、スペインの有名な三ツ星レストラン「エル・ブリ」の一年間の
活動を描いたドキュメンタリー映画です。
一年のうち半分は創作期間で店を閉めています
。その創作期間の試行錯誤が映画の大部分を占めています。
具体的な料理は、殆ど出てきません。
そして、6月の開店。レストランの内部シーンが出てきます。
戦場みたいな台所だと思っていたら、とても静かな感じで意外でした。
料理は、ずっと片鱗は見せていたのですが、最後エンドロールになる直前に、
そのシーズンの料理が全て出てきました。
これも中々見ごたえがありました。




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