2010年03月16日

台湾茶屋・奇古堂(チーグータン)



 今回の台湾旅行で台湾茶の美味しさに目覚めました。

 そして、茶芸にも関心が。。。

 台湾の茶芸は、一般に工夫茶(コンフーチャー)と言われ、一定の作法があります。
まず急須を熱湯で温める、そして捨てる。
次に茶葉を入れてお湯を入れる。茶海という道具(茶の濃淡を均一にするもの)に、
そのお茶を入れ、各人の茶杯に注ぎ、それらの茶を捨てる。
第一煎目は、お茶の汚れた成分等を洗い流すともいわれているみたいです。
第二煎目から、お茶を頂きます。
そして第六煎目位まで飲めるということです。
これらお茶を美味しく頂く方法を考えるから工夫茶というそうです。
他にも色々なやり方があるのでしょう。
ただ、台湾の人は美味しいお茶を飲むのを第一と考え、作法は日本の茶道に比べたら、
かなり自由で良いらしいです。

 これは、是非茶器を求め、良い茶葉を買い求めようと思うに至ったのです。
やはり、茶器を色々な店で見ようと思ったら台北が良いです。
長めの旅行の後、台北に戻った日から色々な茶&茶器のお店を訪ね歩きました。
とても高い茶器が幾らでもあるのは、日本と変わらないです。
今回は茶器の作家も知らないので、安いものを取りあえず購入しようと思っていました。
何軒か廻ってそれぞれのお店でお茶を飲ませて貰い、良いと思った茶葉を買いました。
廻ったお店の中で、茶器に焦点を絞り客を選ぶらしい、とある有名なお店ではお茶を
淹れてはくれませんでした。
お茶を淹れてくれないお店で茶器は買うべきではないと思います。
何故なら、最低限の、お客をもてなすという考えがないように思えるからです。

 
 


 そして、最後のお店。それが標題にある奇古堂(チーグータン)です。
最後というのは、ここで納得し茶器を購入したお店だからです。
ガイドブックで紹介されているお店で廻っていないお店はまだ数軒ありました。
奇古堂は、置いてある茶器は少ないです。言い方は悪いですがあまりパッとしません。
ただ、そこには考え抜かれた茶器と選び抜かれた茶葉が存在していました。
主人の沈甫翰(シン・フーハン)さんは、早速お茶を淹れてくれました。
使う茶壷はちっちゃなおもちゃのようなもの。そして、使う茶葉は1g。
これで10煎以上(お客様相手にした最低限の回数)は、飲めます。
自分で飲む分には20煎位まで大丈夫だとか。ゆったりと幾つかのお茶を淹れてくれました。
そして、どんな茶器を持っているのか聞いてきたので、何も持っていませんと言いました。
すると、2人用のキットを見せてくれて、これで始めてみてはどうでしょうかということでした。
金額は、4,700元だと言われました。
最初に購入するにしては、ちょっと高いような気がしましたが、主人の人のもてなし方や態度、
考え方に共感でき、その店で売っているバランスの取れた良いお茶を煎じるには一番良いものだ
ということなので、ほぼ衝動買いみたいになってしまいました(金額としては高額というわけ
ではないですけど)。



 阿里山烏龍茶(50gで660元)、文山包種茶(60gで750元)を買い求めました。
主人が選び抜いた最高級種のバランスの取れた(香り、旨み、渋み等)お茶です。
もちろん手摘みです。そして取れた年と季節を明記してあります。
そして、主人の考え方やスピーチ、エッセイなどのコピーを貰って帰りました。
それを、その夜読んで、疑問点を晴らそうと翌日も顔を出しました。
先客がいるのに、そこに混ぜてくれて色々と話ができました。
もう昨日買った客なので、店によってはいい加減な対応をするかもしれませんが、
ここはそうではなかったです。
僕は、ジャスミン茶が好きなので、このお店の茉莉香片(70gで400元)を追加で買いました。

http://allabout.co.jp/travel/traveltaiwan/closeup/CU20070909A/

 沈甫翰さんは、毎年京都の万福寺で茶会をボランティアで開いているそうです。
旅費も自前で、収益も取らないとのことです。

「印象~悠太郎の心象風景」 http://torukanzawa2.ti-da.net/
 
は、1枚の写真と短文で構成されています
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