2012年02月21日
青春18きっぷの夏
2010年8月20日、青春18きっぷの旅の帰り道、秋田駅でうろうろ
している外国人を発見した。
こういう人を見ると僕は放っておけない。
手元を見るとロンリープラネットの仏語版「JAPON]。
どうやら同じ旅をしている感じだ。話しかけてみた。
「どうした?」と聞くと「これから東京へ帰るのだけど、どのホームへ行けばよいのだろうか」と答えた。
よどみのない英語であったが、僕はわざと自分が仏語を話せる旨言ってみた。
自分の鈍った仏語を磨くチャンスだと思ったからだ。
向こうも、さすがに仏語の方が楽である。仏語で話すことにした。
「次の経由地への電車には、まだ1時間位あるから、外の休憩室で話をしよう」と提案する。
二人は、これまでの旅の模様を自慢しあった。
彼は、友人たちと北海道を周遊してきたそうだ。途中で分かれて一人旅になったとのことであった。
二人は話に夢中になっていた。時間の過ぎるのを忘れていた。
と、時計を見ると乗るはずの列車の時間をまわっていた。
これは、東京へ接続する唯一の列車だったはず。
僕は、焦った。でもそれ以上に焦っていたのは彼だった。
何故なら、彼は翌日日本を去るのだという。どうしてもその日のうちに東京に帰らなくてはならない。
新幹線でかえれるかというので、自動販売機で値段を調べてみる。盛岡まで、確か8,400円だったと思う。彼にはそれをまかなうだけの余裕はない。
新潟経由だとどうだというので、それでは乗継が多すぎて、東京へは帰れないと答える。
しかも、新潟までは特急を使わなくてはならない。
これも不可能だ。僕は手持ちの時刻表を調べてみた。
すると、大宮までは接続する列車があるのを発見した。
それなら、彼も翌日成田へ向かえるはずだ。
僕は、乗り継ぎ予定を書きだした。自分の為に。。。
彼はそれを忠実にメモしていく、万が一離れたときのためだ。
旅人は用意周到である。
今度は、無事列車に乗れた。当たり前である。
道中、12時間近く、二人は仏語で話をしていた。
彼は、どんどん日本に関する質問をしてくる。う~ん、難しい。
僕は、自分が日本について如何に物事を知らないか思い知らされた。
思い返してみると、僕がフランスに関する話を聞いてもよかったのだ。幾らでも、謎がある。
ふと思いつくと、二人ともまだ自己紹介をしていなかったことに気づく。
お互い相手の名前を知らなかったのである。
僕の名前はとーる。彼の名前はロバン。
ロビンフッドのロビンだねというと、彼は真顔で、あれは蛮族のお話だと返してきた。
きみの名前は?と聞いてきたので、透明という意味だ。クリアだ。仏語でいうとクレールかという。
そうすると、彼は、お前は。。。
クレールは女性の名前である。
そんな中、二人は、4人座りのシートの向かい側にいる人に写真を撮ってくれるように頼んだ。
これが、その写真だ。僕は、無様に太っている。
しかし、僕の半生上一番太っていた頃の写真で、今の僕はもっと細い。
彼は、若者だ23歳だという。大学を出たばかりだ。
どこの大学かはあえて聞かなかった。
どうせシアンスポかソルボンヌ(政治学部も含まれている)あたりだろう。
若いっていいなぁ。。。
そういえば、フランスの人って、チョコレートが大好きである。
彼もその例外ではなく、乗り継ぎ駅ごとにチョコレートを買いもとめていた。まとめて買えばよいものを。
不思議な人たちだ。
そんなこんなで、1分乗継の大宮駅で一ホーム跨いだ京浜東北線に乗れた。次には赤羽駅、これも2分乗り換えを端から端まで走って乗り継いだ。
彼は十条駅で降りた。大きな荷物を知りあいの家においてあるのだという
僕は、池袋駅を目指す。そして無事に自宅へと戻れた。
こんな、ひと夏の思い出。なつかしぃなぁ。
2012年02月04日
お茶を頂く日々
今晩は、フォートナム・アンド・メイソン社のアールグレイを頂いています。中国の祁門茶(キーマン茶)とセイロン茶のブレンドにベルガモット・オイルを入れたものです。砂糖が欲しいところですが、無糖で味わっています。
ここ数か月、お茶にはまっていますが、美味しいお茶を頂いた日はお酒が欲しくないのです。
僕は双極性障害で、色々な安定剤を飲んでいるので、お酒はご法度なのですが、
主治医との約束で、ビール350cc缶2本を週2回までは飲んでよいことになっています。
同じ嗜好品ですが、お酒でなく、美味しいお茶で済むならこれに越したことはありません。
ここ数か月、お茶にはまっていますが、美味しいお茶を頂いた日はお酒が欲しくないのです。
僕は双極性障害で、色々な安定剤を飲んでいるので、お酒はご法度なのですが、
主治医との約束で、ビール350cc缶2本を週2回までは飲んでよいことになっています。
同じ嗜好品ですが、お酒でなく、美味しいお茶で済むならこれに越したことはありません。
2012年02月01日
機上から
今、台湾の天仁茗茶の日月潭高山烏龍茶を頂いています。灯台下暗し。
どこにでもある普通のお茶屋のお茶が、色々と拘りを持ったお茶屋の
お茶より美味しいなんて。。。天仁茗茶、見直した!
ここ数か月、台湾の高山烏龍茶にはまっています。
台湾の高山と言えば、バンコクからの夜行便で早朝台湾東部を飛んでいることに
気づいたことがあります。エア・インディアだったと思います。台湾西部を飛ぶ
のが普通の航路かと思うのですが、不思議な航路を飛ぶものです。
ある時は、行きの便でセブ島上空を飛んでいたこともありました。
その台湾の高山を観つつのフライトですが、台湾はそれなりに南北に距離がある
ので、1時間以上台湾東部の飛行をみていました。最初は、まだ暗くどの辺かわから
なかったものの、しばらくすると仄明るくなり山が連なっているのが確認できました
玉山あたりから空が暗めの茜色になってきました。そして、花蓮上空で海にでました。
その頃は、台湾の烏龍茶の美味しさを知らなかったし、産地も知らなかったのですが、
今思い起こしてみると、最高級とされる梨山の上空を飛んでいたのです。
不思議な想い出が蘇りました。


